のんきにうたかたの想いを綴ります。
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その広がりは!
nest


さて、夕べの話だ。

夕べは今年、一発目のライブに行ってきた。
渋谷のnestへ。
ここへは、5~6年前に一度だけ来たことがあるだけ。
場所はお馴染みのあのへんなので、苦手な街、渋谷といえども難なく到着。

たった一人の男を見にきた。
見るというよりかはカラダ全体を使って吸収するつもり。
吐き出すものを、全部。
言葉も息遣いも、なにもかもを受け取る所存で、挑む。

あの男からはいつも喧嘩を売られてるようなもんだから、
今日こそ、今日こそ買ってやる!それぐらいの緊張感。

その男とは、古川日出男。

彼の作品を読んでから(そうそう、彼は作家)、ずっと喧嘩売られてると思ってた。
いっつもカッコよくて、いっつも意地悪で、いっつも優しい。
なんかそういう文章で、そういう物語を紡ぐ男の人なのだ。

去年、朗読ギグをしてるという噂を聞いて、
いいな、いいなと足踏みしてるところにこの情報。
すぐさまチケット手配したっけ。

朗読ギグって、ポエトリーリーディングみたいなものかしら?
と思ったら、甘かった。甘かったのは、わたし。

そもそも彼のギグの前、
音響系のDJやらVJやらがガンガンに鳴ってて、
久しぶりにそういう音楽に触れた、ら、びっくりした。
でも、びっくりしただけ。
大丈夫、わたしもまだまだ音楽、すきなんだなぁという感じで音に酔う。

こっちは生古川日出男だ!と緊張がピーク。
まだかなーとそわそわしながら、何杯目だっけ?のビールをのむ。

それなのに、頭はどんどん冴えてく。
ついに、登場。

どうすんの!と思ったら、これだった。

もう、作家じゃないな、この人。というのが感想。
作家の枠を大きく外れた人で、
そんな小さなくくりに収めることなど、不可能。

本人がギラギラしてて、気持ち悪さ満載。
もちろん、それはポジティブな意味で。
気持ちの悪さは、その場からひとりだけズレてるといった感じ。
それは集中力の高さというか、これから吐き出す言葉たちのエネルギーが
カラダの内側から外にフライング気味であふれ出てきちゃってるから起こるとみた。

語るというよりは、叫ぶ。
歌うように読む。
踊るように物語を進める。

会場の作り上、仕方のないことなのかもしれないけど、
オーディエンスはフロアで体育座りやあぐらやらで耳をそばだてるといった感じ。

わたしは、喧嘩買うつもりで来てるから、
座る気など毛頭なくて、できれば目の前で立っていたかったが、断念。
目の前じゃないけど、右横のフロアじゃない場所から立って参戦。
立たないと失礼な気すら、してくるから不思議。

本人があれだけのエネルギー出してるのだから、
こっちだってそうしたっていい気がした。
ライブハウスだ!って感じで、全員総立ちでもみくちゃにされながら
見てるこっちも歓声あげたり、踊ったりして、そういう状態。
それがわたしが彼のギグを見るときの最高の環境じゃないかと思う。

それぐらいの熱演だった。

彼自身がロックンロール。
ちなみに演目はロックンロール七部作から。

ロックンロール七部作ロックンロール七部作
(2005/11)
古川 日出男

商品詳細を見る


終わった後、
バーフロアで本人に会えるかも。話せたらいいなー、なんて
一ファンきどりのわたしが頭の隅にはいたのだけど、そんなのバカみたいだった。

見終わったら、我慢できなくってさっさと帰った。
ラストのプレイヤー、見られなかった。
古川日出男の広がりかたがすごすぎて、頭の中が整理がつかなくなったから。
もちろん、本人と会って話すなんて無理!
(その日、状況的に本人に会えたかどうだったかは不明)
わたしが無理!
今のわたしじゃイヤだ、と。
向き合えるこころ、持ち合わせてないから。

わたし、声、落としてきたかと思った。

そう、夕べ。
夕べは1月18日。
朗読ギグ「古川日出男×(虹釜太郎+鈴木康文)」@渋谷O-nest


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男鹿和雄展 @ 東京都現代美術館
朝も早よから、深川へ。

開館と同時に入館したものの、えらい人だかり。
人の波にもまれて、げんなり。

ジブリの絵職人さんだけあって、
繊細で美しくて雄大な風景画がずらり。
せっかくの素晴らしい絵なのに、
ゆっくりじっくりとみられないこの圧迫感たるや。
とても丁寧で緻密な絵だからこそ、
ゆっくり静かにみたいと思うのが道理でしょうよ。

写真オッケーの場所があったので、
だいすきなクサカベ邸を。
kusakabe


アドリア海に浮かぶジーナ邸も
キキの実家もキキのお得意さんちも
紅花育てている山形の農家も
地球屋も
ジブリにでてくる家という家、ぜんぶが素敵だった。

どのうちもたくさんの植物に囲まれて、
人の動線がしっかりとしている家。

一緒に行った子が建築を専攻してるだけあって、
帰り道は終始「いえ」の話でもりあがる。

池袋に戻ってぺこぺこのお腹をだましながら、
目的のお店まで行くとなんと「本日14時より」の札が。
そんなこんなで目白まで歩いても、
結局、今日という今日はとことんお店の運に突き放されて、
なかなかごはんにありつけなかった。

でも、おかげで帰りにいい古書店に出会えた。
姉妹社からのサザエさんやら
向田邦子さんの本、
中原淳一さんのエッセイ+イラスト集など
気がつきゃ、次から次へと買う決断を。

古書店の外は、神輿が何台も通りすぎてく。
祭囃子が古書店内のわたしの何かに火をつけたのかしら?
大回顧展モネ @ 国立新美術館
二人暮らしは、何かと大変だ。

水と油の母とわたし。
でも、だからこその、接待
今日一日は、親孝行を。

唯一、お互いすきなアートを観に。

雨の予報だったから、
乃木坂からの直通コースを選んだのだけれど、
やっぱり晴れた
わたし、生粋の晴れ女。

六本木を散策するのもよかったのだけれど、
モネ展は平日だというのに、激混み
こりゃ、休日なんて来れたもんじゃない。
展示を観るだけでもすっかり、ぐったりの二人。

こういう光と影を大切にしている絵だからこそ、
静かにゆったりとみたいのになぁ。
そこらへんが、残念

monet


ポストカードを買うだけでも、
お正月の福袋を買いに来たみたいになってる。
いや、実際には買ったことないのだけれど。
イメージね。


うちには昔から母の趣味
いろいろな画集があったのだけれど、
わたしはとりわけモネルノアールがすきだった。

モネのルーアン大聖堂
時間をずらして描かれた4枚の絵は
それは、もう、飽きるほど観た。

今日、その中の2枚と対面してきた。

あんなに人が沢山いたはずなのに、
その絵の前に立ったときだけ、
自分しかこの世界にないかのように
真っ白になった。
周りのすべてが消えてしまった。
も。

憧れつづけたその絵、
その本物を前に
涙がゆっくり目のふちに溜まってゆくのがわかった。
別にこぼれたりは、しなかったけれど。

何度も出てくるアルジャントゥイユという地名。
すっかり頭にインプット
これは、いつか行かないと。

結局、母とはうまく話せなかったのだけれど、
それもまた、よし
たまの親孝行、やってみるものだ。
ま、あの人も喜んでたし。


大英博物館 ミイラと古代エジプト展 @ 国立科学博物館
たーいへんだったよ。
おもしろすぎて、お腹ねじれるかと思いました。

久々の上野。
待ち合わせ時間よりちょっと早めに着くように電車に乗ったら、
ともだちから「遅れるよ~」とメールが届いた。

ちょうど、小腹も空いていたので、
のんきにエキナカで讃岐うどんをたいらげる。

きつねうどんを頼んだのですが、
あっさり関西のおつゆに
しっかりとした麺と
一枚のお揚げさんではなくって、
刻みのお揚げさん。
それも甘く煮込んであって、
噛んだら歯と歯の間からじゅわわんと出汁が、ね。

あーうまかった。

その後も、公園前の植え込み前に腰掛けて
物語にのめりこみつつ、待つ。
お隣では、おそらく芸大生であろう男の子が
必死に今日付けの楽譜とにらめっこ中。

そんな前をぞろぞろと遠足の幼稚園児や
中学生らが、わんさか。
平日でも人がたくさんいました。

で、ともだちともすんなり合流。
今日は不思議発見ツアーなのです。

行ってびっくり、
定時制のチケットはこのためか!

3Dの立体映像を見るのだとか!
そこから、この展示会はスタートするのです。
で、受付で手渡されたのが、コチラ。

エジプトへようこそ

こーんなおっそろしいもん、貰ったよ。
場内に入ると、
馬鹿でかいスクリーンを前にして
スーツ姿の大人やご年配のご婦人、
ハンチングの似合うおじいさまなど、
皆様、真摯なお顔でこのメガネを装着。

いやはや、どれもこれも異空間。
案内の係りの人も大真面目にメガネの装着を促したりして・・・。
わたしがもしここで働いてたら、
毎日、大爆笑だわよ。

えー?
どうして?おかしすぎない、この空気?!
この空間もおかしいけども、
企画会議でスーツの大人たちが、
「今度の3Dのメガネはこのデザインで行きましょう」
だなんて大真面目に採決なんてしてきたかと想像するだけで、もう、ダメ。
お腹、よじれてしまいます。

滑稽なメガネ一族は
それはもうすばらさしい3D映像で
ミイラの背骨の中に入ったり、
ミイラの作り方なんぞ学んできてしまいました。

「神に愛されし者」という
今後なんの利用価値もなさそうな
ヒエログリフなんかも覚えたり、
もう、十分な修学ぶり。

いろんなツッコミどころは満載でしたけれども、
本当にいろいろ知ることができて楽しかったです。
常設展の動物や昆虫や植物の
剥製や標本もほーんとにほんとに楽しかったのは確かです。
一坪展 @ 銀座ガーディアン・ガーデン
今世で会った時、
それはもう前世で500回は出会っている


というような教えが仏教にはあるそうです。

かなりうろ覚えなので、
500回じゃなくって5000回だったかも?
とにかくたくさん既に出会ってますよという意味。


今日はそんなふうに、
まだ、たったの一度しか会ったことがないのに、
もう、何度も会ったかのような感覚に陥ってしまう
とある人の作品が展示されている展示会に行ってきました。

銀座駅に行くつもりの中、
池袋で間違えて有楽町線のホームに入ってしまった、わたし。
これじゃ、銀座一丁目だ!!
と急に気がついて、駅員さんにお願いして改札を出してもらって、
丸の内線へ。
ここでも改札で駅員さんにご迷惑・・・。

出だしから、ぼんやりのわたし。
銀座に着いたら着いたで、
ぽそぽそ雨が降っていました。
みなさん、用意周到
折り畳み傘の出番です。

わたしといえば、もちろん手ぶら。
別段、普通に濡れて歩きますよ。
ひどくなりゃ、雨宿りで十分。

電通を目印に目的地へ向かっていたのですが、
ちょっと迷子に。
というか、反対側の数寄屋橋方面へ。
寄り道ついでだと、間違いに気がつきながらも
のんきに歩いてたら、
四方八方にサイレン走り、
気がつきゃ消防車の嵐!!
どうやら、ボヤ騒動でしょうかね???
機敏に働く消防男たちを前に、
感動すら覚えました。

高架下のちいさな飲み屋街の
おばちゃんたちもわんさか出てくる出てくる。
生の野次馬、活きがいいです。

気をとりなおして
電通をふたつ通過。
電通の前の掲示板に、
大正時代の広告展の知らせを見つけて
心躍ったのですが、なんせルートは汐留を要求。
うーん、そこまで歩けるサンダルじゃないのよ、
今日は身長ごまかしているので・・・。
と思って、断念

で、目の前のリクルート横のギャラリーへ・・・。

地下に潜る階段を行けば、
そこはようやく、お目当ての場所。
10作品の平面作品を丹念に感じてきました。

作品そのものよりも
プレゼン用の資料がそれぞれの個を出し切っているようで、
見応えありました。
あーいったものは作者の性格が出ます。

手書きの人も(それも鉛筆
レイアウトに凝る人も
きちんと入力してきた人も。

アーティストの肩書きも書いてあって
美術講師とかアルバイトとか会社勤務など、
さまざまだけれど如実に背後が見えてきて、すこし怖さすら。

わたしと同じ歳の人が出品されていて、
そこにしょぼくれてしまいました。
わたしは、相変わらず何してんだろーなーと、
そんなのばっかりの銀座。

よく見渡せば、
まわりはそこら中にビル。
おそらく隣のリクルートにも
お向かいの電通にも
わたしと同じ歳の人いくらでも働いてるんだろうな、
と思って虚ろに歩き始めました。

帰りに少し元気を出そうと思って、
くるり岸田くん×タモさん
の鉄道対談の『TITLE』を買って帰りましたとさ。

あ!そういや、『TITLE』は文藝春秋
文藝春秋は銀座
銀座に働く同じ歳はおそらく、文藝春秋の中にも・・・。

うぅー。
追っかけないで!
プロフィール

まりえ

Author:まりえ
日々、のんきに暮らしてます。

季節が少しずつ
移ろいでゆくように
わたしも
少しずつ
移ろいでゆこうと思います。

おたよりはコチラへどうぞ。

そして、引越し前(アメブロ)の記事は


コチラ。

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