のんきにうたかたの想いを綴ります。
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『強運の持ち主』 * 瀬尾 まいこ
強運の持ち主 強運の持ち主
瀬尾 まいこ (2006/05)
文芸春秋

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基本同じかもしれないけれど、
ずっと同じものなどないわけです。

日々、目に見えていても見えていなくても
少しずつ変化が訪れています。

それが、こころだとしてもカラダだとしても。
 
瀬尾さんの作品は、
いつもそのことをわたしに思い出させてくれます。
さすが、センセイ!!

今回のお話も
まさに

占い師を仕事にしている、女の子にまつわるお話です。
主人公とは別に、武田くんという男の子が出てきます。
彼は終末が見えてしまうという能力の持ち主。
終末というと大袈裟だけれど、
物事にはなんでも終わりがあって始まりがあるということ。

たとえば、毎日使っている自転車もいつかは壊れるし、
毎日食べるふりかけはいつかは空っぽになる。
そういう小さな終わりが、次の一歩になってるということ。

うーん、
たとえはわたしが今、思いついたものだからくだらないけど、
テーマ自体は深いです。

そういう今日もひとつの終わり。
今日で8月もおしまい。
明日からは9月です。
今日のカラリと晴れた空と
それにあわせて吹く風
もうそのものでした。

またひとつ、
新しいことが始まるのだと思います。
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一坪展 @ 銀座ガーディアン・ガーデン
今世で会った時、
それはもう前世で500回は出会っている


というような教えが仏教にはあるそうです。

かなりうろ覚えなので、
500回じゃなくって5000回だったかも?
とにかくたくさん既に出会ってますよという意味。


今日はそんなふうに、
まだ、たったの一度しか会ったことがないのに、
もう、何度も会ったかのような感覚に陥ってしまう
とある人の作品が展示されている展示会に行ってきました。

銀座駅に行くつもりの中、
池袋で間違えて有楽町線のホームに入ってしまった、わたし。
これじゃ、銀座一丁目だ!!
と急に気がついて、駅員さんにお願いして改札を出してもらって、
丸の内線へ。
ここでも改札で駅員さんにご迷惑・・・。

出だしから、ぼんやりのわたし。
銀座に着いたら着いたで、
ぽそぽそ雨が降っていました。
みなさん、用意周到
折り畳み傘の出番です。

わたしといえば、もちろん手ぶら。
別段、普通に濡れて歩きますよ。
ひどくなりゃ、雨宿りで十分。

電通を目印に目的地へ向かっていたのですが、
ちょっと迷子に。
というか、反対側の数寄屋橋方面へ。
寄り道ついでだと、間違いに気がつきながらも
のんきに歩いてたら、
四方八方にサイレン走り、
気がつきゃ消防車の嵐!!
どうやら、ボヤ騒動でしょうかね???
機敏に働く消防男たちを前に、
感動すら覚えました。

高架下のちいさな飲み屋街の
おばちゃんたちもわんさか出てくる出てくる。
生の野次馬、活きがいいです。

気をとりなおして
電通をふたつ通過。
電通の前の掲示板に、
大正時代の広告展の知らせを見つけて
心躍ったのですが、なんせルートは汐留を要求。
うーん、そこまで歩けるサンダルじゃないのよ、
今日は身長ごまかしているので・・・。
と思って、断念

で、目の前のリクルート横のギャラリーへ・・・。

地下に潜る階段を行けば、
そこはようやく、お目当ての場所。
10作品の平面作品を丹念に感じてきました。

作品そのものよりも
プレゼン用の資料がそれぞれの個を出し切っているようで、
見応えありました。
あーいったものは作者の性格が出ます。

手書きの人も(それも鉛筆
レイアウトに凝る人も
きちんと入力してきた人も。

アーティストの肩書きも書いてあって
美術講師とかアルバイトとか会社勤務など、
さまざまだけれど如実に背後が見えてきて、すこし怖さすら。

わたしと同じ歳の人が出品されていて、
そこにしょぼくれてしまいました。
わたしは、相変わらず何してんだろーなーと、
そんなのばっかりの銀座。

よく見渡せば、
まわりはそこら中にビル。
おそらく隣のリクルートにも
お向かいの電通にも
わたしと同じ歳の人いくらでも働いてるんだろうな、
と思って虚ろに歩き始めました。

帰りに少し元気を出そうと思って、
くるり岸田くん×タモさん
の鉄道対談の『TITLE』を買って帰りましたとさ。

あ!そういや、『TITLE』は文藝春秋
文藝春秋は銀座
銀座に働く同じ歳はおそらく、文藝春秋の中にも・・・。

うぅー。
追っかけないで!
こんなところに、るきさんが!
おもしろ図書館であそぶ―専門図書館142館完全ガイドブック おもしろ図書館であそぶ―専門図書館142館完全ガイドブック
毎日ムック・アミューズ (2003/02)
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たまたま、図書館でめぐり合った、
図書館の本

ここに、これまた、偶然。
るきさんに会った。

図書館は、はずかしい」というタイトルの
見開き2ページを高野文子さんが描かれていて、
そのうちの右半分が高野さんのエッセイ
もう左半分がなんと!
2003年さぶい1月」の日付入りの「るきさん」なのです!!

ruki

久しぶりのるきさん。
イタリアの切手市はどうだったのでしょうね。
えっちゃんも、なんだかほっとします。

たったのこれだけ。
これだけで、ふふふと笑える。
人間なんて(≒わたしなんて!)単純なんだなー。

暖かな飲み物に備えて、
眠っていた給湯器をお掃除。

最近は、ドライアーリモコン掃除機なんかを
掃除するのがわたしの中で流行ってます。
毎日使ってるモノを
ある時、冷静になってみると
ひどく汚れてることに気がつくのです。

手垢だったり、洗剤の残りだったり、だったり。
そういうのをまるごとピカピカにして、自己満足。

そういえば、「そういう労働意欲ってのは・・・」って、
昔、男友達に指摘されたことあるっけ。
鋭いな。今でも当たってます。
勝手に来た。
ぽとり、ぽとりと落ちてくる。
曇り空から、雨の

今日はずっとそんな天気で、
晴れるでもなく
雨がきちんと降るでもなく
少しを溢しては
は落とさず。

今年の初めに
の日も
曇りの日も
だって晴れだって
きちんと楽しめるようになれればいいと
言葉を頂いてから、
すごくいい提案だったし、
自分に向いている提案だったので、
実践してきてた。

それなのに、
ここ何日かはまるでダメ

陽が沈む頃それは訪れて、
変化を悟られないようにお芝居、お芝居

隠して、隠して
それでも薄っすら気づかれて、誤魔化して

そういう
勝手に来る。
ここのところ調子よく光と影のバランスが保てていたのに。
均衡が崩れると体勢を整えるのが、また大変。

沈み定着しちゃうと、まずいんだ。
それだけは解ってる。

なんだけども、
それを助長してるものがあって、
それは音楽
今週頭にある1枚のCDを買った。

それを聴いてると、
ずっとを待ってたのかと思うくらい、
もう、夏を必要としていない自分がいる。
長袖が着たいし、
暖かい飲み物で身体温めたいと思っている。

そんで、無償に泣きたくなる。
夏が終わる淋しさではなくって、
ただ、ただ、淋しくなりたいのだと思う。

今日はその淋しさの音楽をお供に
図書館に行ったら、大変だった。
やめときゃいいのに、困ったもんだ。

図書館で、
どうしようもなく淋しい本を探して奔走するも、
そういうときに限って、フィットする本を思い出せない。
誰も彼もが居なくなってしまって、
それでも自分だけわけもなく生きてるような、
そんないい意味ですっきりとした、
絶望的な本を探してたのに、ダメだった。
2時間近くも本棚とにらめっこ

図書館で働く友人に、
あら、まだ居たの?」と当然のことを言われて、笑った

2時間の真剣勝負もむなしく
淋しい本は見つからなかった。
見つからなかったおかげで、ちょっとだけ淋しい気分になれた。

そして、途方に暮れた帰り道。
自転車に乗り(あ、チャーリー復活しました。)、
家路へ。

絶妙ともいえる、
おせっかいなシナリオで、
空からぽとり、ぽとり

そうかい、わたしの代わりに泣いてんのね。

、待ち遠しい。
夏の残りはまだまだ、余ってる。
余ってるうちの、ひとつ

あくまでもアンパンマン柄にこだわる。

これでも、いっちょ前に、
大人のフリして生きてます。
『しばわんこの和のこころ』 * 川浦 良枝
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川浦 良枝 (2002/01)
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しばわんこの和のこころ〈2〉四季の喜び しばわんこの和のこころ〈2〉四季の喜び
川浦 良枝 (2002/12)
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しばわんこの和のこころ〈3〉日々の愉しみ しばわんこの和のこころ〈3〉日々の愉しみ
川浦 良枝 (2004/03)
白泉社

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NHKの「ゆるなび」という番組内で
5分にも満たない
ショートショートアニメーション
こころ、持ってかれてしまった作品でございます。

しばわんこという犬が
みけにゃんこという猫と
縁側のある日本家屋
ご近所さんと仲良く、
暮らしを楽しむというストーリー

柔らかなイラスト
旧き良き日本伝統習慣を載せて
わたしの知らなかった日本を教えてくれます。

畳での作法
お客様のもてなし方
手紙の書き方
歌舞伎の楽しみ方などなど。

日本の先生
しばわんこ

わたしもしばわんこみたいな
四季を大切にする大人になりたいのです。

文様っておもしろい」の回で
てぬぐいに使われている日本の文様ルーツ
時にエジプトペルシャの国などに
起源がみられることがあると紹介されてありました。

キリムなんかもルーツと関係ありそう。
わたしの中でひとつ意味のある文様があって、
それは青海波(せいがいは)という柄なのですが、
それはペルシャ(イラン)が起源のよう。
わたしと青海波の出会いは
ひとりの占い師のようなおばさんが関係していて、
ちょっとミステリアス
それも青い海と波のある場所で出会ったのだから、余計に。

キリムの話になると、
梨木香歩さんの『からくりからくさ』を思い出してしまいます。
久々にまた、いろいろ読み返してみようかしら?

そういえば、梨木さんは、先日
沼地のある森を抜けて』で
第十六回の紫式部文学賞を受賞されたのです。

紫式部文学賞という文学賞は
今まで知らなかったのですが、
なんかそれすらも和のこころと通じているようで、
わたしの好きなもの
とりわけそういうものに偏りがちだということでしょうか。

今日の文章はいつになく
てんでばらばら、まとまってないです。
しばわんから梨木さんまで、飛び飛びでお送りしました。
ま、そういう日があってもいいじゃない

今晩11時半頃、
動くしばわんこに会えるのをたのしみにしつつ、
今日のところはお別れです。
白球の向こう側。
高校野球
とことん最後の最後まで
ドラマ仕立てで参った。 

というか、
ホンモノが持つストーリー性
甲子園の神様が見えた。

打順のめぐり具合なんかも
神様がわざとおもしろがってるようにしか
思えなかった。

早実の優勝が決まった瞬間
勝った斉藤投手泣いていて、
負けた田中投手ほほえんでいたのが
印象的だった。

わたしといえば
勝手にいろんなことを想像して
泣き笑いしてた。

甲子園の青空を見てたら、
閉会式には
我慢しきれずビールを空けた。

そんなふうに
他人の人生の山場に感動してたら、
知らぬところで
自分の人生ではとんでもないことが起こってた。

あと50年生きるとして、
80歳で死ぬときに人生を振り返るとき
最初の方で思い出しそうなやつ。
人生出来事ランキング上位5位には入賞しそうな勢いの出来事。
それも、よくない方ね!

他人の人生のこと
感動して涙出たあとだったからかどうかは知らないけれど、
も出ないし
不思議とそんなに動揺もしなかった。
テキパキ対処して、
苦いもん呑んでも吐かずに済んだ。

ここ5年で、
自分も強くなったと、思う。
弱さが解ってる故の強さというか、タフさ

これが大人になるということだとは思わないけど、
もともと少ない可愛らしさばっかりが
どんどん削ぎ落とされてってるのが解っちゃう。
そればっかりが、やんなっちゃう
後は仕方ない

汗と涙と甲子園の土にまみれて
ドロドロあの子たちの手の方が
すごく美しく見えて、
土も汗もなんにもない自分のごそっとした手が
ひどく不細工に映った。

あの子たちは
紺碧の空に正直ですごく似合う手をしていて
それだけで羨ましく感じてしまった。

今日の出来事
背徳感を覚えなくていいはずなのに
裏切ってるような気分になるのは、なんでだろ

あと17年間ほど、
汗と涙と土のついた白球を追い続けるように研鑽したら
ひとつ答えが出るのかもしれない。

人生には
わからないことが付き物で、
まだまだ人間ってやつを楽しめそうで、安心した。
高校野球に恋をして。
決勝戦
力んで応援しすぎて、
団扇をひとつ壊してしまいました。

息が詰まりすぎて、
のどカラカラ

あー、苦しい

延長15回、1-1の引き分け。
再試合。

どっちに肩入れしたとしても
は付き物なんだけれども
わたしは西東京代表の早稲田実業を応援してます。

明日、眼科に行く予定だったけど、
どうしよう。
行ったってそわそわしちゃうし、
行かないで観たって生きた心地はしないもの。

これ、延長18回まであったらどうなるんだったろう?

高校野球にをして、
いつでもため息ばかり。
甘いのも辛いのも、胸、苦しめる
そいで、明日はどっちに転んでも号泣するに違いないんだ。
もう、号泣する準備は出来てる。

久しぶりに
大きい音でロックンロールを聴いてやる!
若冲とはじめの一歩。
若冲と江戸絵画」の展示を
東京国立博物館まで観に行く。
 
当たり前だけれど、
国立博物館は人が多い
あと、展示物のボリュームも・・・。
も疲れちゃう。

夏休みだからか、
キッズもちらほら。
キッズというよりかはベイビーの嘆きの訴えが・・・。
しかし、彼らには彼らの事情もあろう。
もっとひどいのがね、
小母様たちのおしゃべり。
扇子を品なく扇ぎなながら、
あーでもないこーでもないと大きな声で・・・。
閉口しちゃう。

大きな展示会は
いつも大きなリスクがつきまとって、
精神体力も全部もってかれちゃう。

それに付け加え、
本日のお相手はド緊張のお方。

精神体力も・・・。

展示会場につくまでは、
ほぼ無言
必要最低限二言三言を話すのみ。

絵画のあとも、
本当にを張り巡らせた。

なんだか人生最初のデートのことを
思い出さなくてもいいのに?
思い出してしまったよ・・・。
あの時よりも緊張していた、絶対

そのお相手とは・・・。
なのです。
実の母親ながら、
わたしは彼女とうまくコミュニケートできないでいる。
もちろん、すきだし、もある、はず。
でも、今まで一度も2人で出掛けたことがない。
近所のスーパーなどはあるが、それもつい最近

今日だって何話したらいいのかわからないので、
電車は文庫本うたた寝
食事中は終始「これ、おいしいよ。食べますか?

歩くスピードまで心配になったので、
わたしの歩くスピード速いですか?

でも、今日は最初の一歩め。
上出来だ!
なにせ、わたしから展示会へ誘ったし、
帰りにほんのわずかな時間だったけれど
母の洋服ショッピングでスタイリスト役を買ってでたのだし!
母、ご満悦でなにより。

みうらじゅん氏もおっしゃってた。
親孝行、まずは行動あるのみ!と。
むしろ行動のみあれ!と。

わたしの初心者親孝行道はさておき。
江戸絵画は本当にどれも素晴らしかった。
金箔屏風も掛け軸も。
屏風も掛け軸もメインの絵はもちろんのこと、
その外枠の細工も完璧で、抜かりないがそこにはあった。

幾枚かのポストカードを買ったので、
長野と岐阜に手紙を書く算段

こちらがランチの時の会話の命綱
香草チキンのラタトゥイユソース。
美味。その為、話題豊富。ふぅ。
今度この味を食卓で再現してみよう。
プレートセット

少し、遅めの・・・。
少し、遅くなりましたが、
ブログの衣替えをしてみました。

海、みたーい!
の、気持ちを込めて。
『ダ・ヴィンチ・コード』 * ダン・ブラウン
ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット
ダン・ブラウン (2006/03)
角川書店
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散々、予備知識を入れてしまった後だったので、
読むのをためらっていたのだけれど、
ためらう必要なんてどこにもなかった

そもそも、
ぐんぐん売れていたのは知っていたし、
映画公開にあわせて
それこそこどのTV局もこぞって特番を組んでいた。

もともと美術はだいすきで、
NHKから民放(テレ東!)の美術系の番組はよく観ていたせいもあって、
小説を読む前からマグダラのマリアのことも
マリアとイエスの関係
シオン修道会のことも
全部知ってしまっていたのだから、踏ん切りつかない。

今更、読んでも、と躊躇していたのだけれど、
しつこいけど、もう一度言っちゃう。
そんな必要は全然なかった。
もちろん、新鮮な驚きはなんにもなくなっちゃたけれど、
その分、題材のフラスコ画や教会、
宗派の違いなどは事細かにイメージすることができた。

なにより、作家の魅せ方がうまい!
知的好奇心も手伝って
次は?次は?
それこそ登場人物の二人よりも読み手のこっちの方
謎解きをさせられているような錯覚。
場面変化を巧みに使って、読ませる。

スピード命の本。
イメージはさておき、というところ。
ある意味、予習しておいてよかったかも。
なんの予備知識もなかったら、
いちいち画集やらなんやら引っ張り出さなきゃ、
わたしの性格だもの、先に進めないところだった。

結局のところ、
自分が宗教と無関係だからこそ楽観的にエンターテイメントとして楽しめたのだと思う。
もし、自分がキリスト教徒だったら、と思うとね。

そんな無責任な立場だからこそ言えることがある。
それが小説の冒頭部分
事実」と題されたページ。
そこには、
この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、
すべて事実に基づいている。

という一文が記されている。
その文を読んだとき。
ぞくっと、きちゃう。やっぱり


65年を飛び越えて。
今日、祖母退院しました。

入院当初は、熱が40度もあり、
あっちの世界の住人である旦那さんつまり祖父)と
23年来再開を果たしていたりもしながら(これ、ほんと!)、
順調に体調が回復しまして、無事、退院です。

祖母と二人で、
車椅子用のエレベーターを待っているとき、
祖母が、こんなことを・・・。

祖母がわたしのをさすりながら、
あんた~、ずいぶん、肌すべすべ
そりゃあね、まだ若いもん
祖母、目を見開いて、そして、
え?」の一言。
わたし
いやいや、え?って言われても。そりゃそうでしょ、ばーちゃんよか若いよ。22だもん
そーかー、そーだっけ?なんだか年上かと思ってたよ~

って、今度はこっちが驚く番

ばーちゃん!わたしとばーちゃんは65歳も歳が離れてるんだよー!

笑うしかないよー。
カーディガン羽織りな!とか
おでこに手を当てたりとか
くつをはかせたり
お世話焼きが過ぎたのかな???

ばーちゃん、
今日、言ってないけど、わたし、あなたの孫なーのよー!!!


それにしても、
今から、65年前の祖母は、今のわたしと同じ歳ってことになる。
すごい。
連綿としてるね。
わたしは祖母似なので、余計にそう感じてしまう。
祖母わたし同じ歳の時、
日本はちょうど最後の戦争が始まって1年くらい経った頃だ。
その頃の祖母は、
もうすでに祖父と結婚していたということになる。

時局が過ぎて食糧が配給制度に変わった頃、
祖母は博多の海ワカメを採って食べてたと聞いたことがある。

その時のワカメ
祖母の源になって、
が生まれ、わたしが生まれる。

で、今日の22歳のわたしがいる。

連綿としてるね。
向こう側の青い空白い雲を見ながら、
白雨の中、自分の確かな湿度あり。

ばーちゃん、わたしの肌はまだまだすべらかですよ。
わたしの好きになった人。
わたしを存じている方は
すでのご承知でしょうが、
わたし、タモさんが好きです。

ブログのカテゴリーの中にも
こうして「本日のタモリ倶楽部」なんて欄を作っちゃうくらいにね。

で、いつもはタモリ倶楽部に感動したときに、
このカテゴリー内の記事をアップしているのですが、
今日は番外編

わたしの好きになった人
やっぱり、どうしてもかっこいい人なのでした。

それはなんでかっていうと、
こちらに飛んでみてくださいませ。

これでいいのだ!
マチ子さんの看護師・社長・小姑・ママ母・料理人・小悪魔
                ・・・そして妻、日記♡


これは
漫画家、赤塚不二夫さん奥さまであるマチ子さんのブログです。
マチ子さんは、
赤塚さんの闘病記録のようなカタチでこのブログを今年の4月で始められたのですが、
なんと!!
運命の悪戯
6月に倒れ、7月にくも膜下出血亡くなられたのです。

たったの3ヶ月ほどの日記なので、
お時間ある方は全部読まれるといいです。
ブログってのはリアルタイムで更新されていくもので、
もちろん、多少の創作時間はあるにせよ。
制作時間の一番短いドキュメンタリー

愛を持って看病する側
先にこの世に別れを告げる事実。
そこに神様の悪戯笑顔がみえちゃう。
神様、きっとためしてらっしゃる。
赤塚夫妻をめぐる素敵な人脈たちを。

そこに、
わたしのすきなタモさん
そして徹子さん黒柳!)も絡んできちゃいます。

タモさんの
鮮烈なデビュー秘話もさることながら、
東京進出後の何年かの間、
赤塚さんのところに居候していたエピソードも手伝って、
ますます、タモさん
タモさんをめぐる人々のことをすきになってしまったのでした。

tamo×akatuka


これ、お宝写真
タモさん×赤塚氏!!

『ドン・キホーテ・デ・千秋』 * 堀越 千秋
ドン・キホーテ・デ・千秋

なんとも伊達な一冊!

まずね、本がデカイ
わたしのひじから掌くらいまでの高さがあります。

で、このね!
力強すぎるこの絵!!
めくればめくるほど、!!

虜になるのは、絵だけじゃないよ。
お話の中身も、
クール
シニックな文章!!

セルバンデスの名著『ドン・キホーテ』を
画家である堀越千秋さん
文も絵もアレンジした作品。

カテゴリーは絵本なんだけれども、
そんな優しい響きに釣られたらケガする!

今年出会った本で、
ダントツで面白い!!!

文中、何度か「」という堀越さんの視点が
書き込まれていて、それが最高に楽しい!!

たとえば、
他人の色恋沙汰ほど私(堀越)にとって面倒くさいものはありません。
自分のであれば仕方なく迷路をたどりもしましょうが、
テレビの中、小説の中の恋愛などはまっぴらです。
信じられない。『冬のソナタ』とは何?


たとえば、
さて、ドン・キホーテは神秘の洞窟へ下りて行き、
実に不思議な体験をします。
神話や伝説の騎士たちや聖人たちに会うのです。
しかし私(堀越)は何度読んでも睡魔に襲われて先へ進めません。
それもそのはず、ドン・キホーテは眠ったまま洞窟から救い上げられたのです。
なんで私ごときが起きておられますでしょう。


たとえば、
「おや、そこにおられるのはどなたか存じませぬが、
心満たされし者か、心満たされぬ者か、どちらでありましょう」
よい聞き方ですな。
世界にはこの二者だけがおります。
とかく前者は後者の苦しみがわからぬものゆえ、
地上には紛争が絶えません。


あとがきで、
堀越さん自身がこの文章は正味四日間で書き上げたと述べておりました。
やっつけなの?と思わせといて、
それが彼の持ち味なんだと思います。
文章が面白いのは
書いている本人が面白すぎるということに、他ならない!

パッションがありすぎる!
たぶん堀越千秋その人が、そういう素敵な人なんだろうなぁ。
きっと、よく笑う、いい笑顔の持ち主じゃ、なかろうか。
会ってみたいなぁ。
夏印!
ぬけがら

ばあちゃんお見舞いの帰り、
病院の駐車場で抜け殻、発見!

だね、!!

3~4年くらい前、
大阪城に行った時のことを思い出しました。
城中そこかしこに抜け殻が散乱してました。

大阪城には
高校野球を観に行ったついでに寄ったのだけれど、
今年も始まりましたね、甲子園!!
今日のカードは
横浜vs大阪桐蔭!!
お見舞に行ってたので、観られなかったのだけれど、
夜にはお楽しみが待っている
熱闘甲子園!!

それと、今夜から、
あだち充の『H2』も読み返そうと思います。

これで、毎晩、泣く準備ができたのだぃ!!
重症でごめんなさい。)
手と手。
ここ2日間ほど、
ずーっと、ばーちゃんの手を握ってた。
なぜだか八重山や奄美の島唄を歌いながら。

握り返してくるときもあったり、
ぶんぶん振ってくれこともある。

肺炎での入院なのだが、
御歳88歳、何が起こるかわからないのだそう。

こんな時こそ、
無職パワーを有効利用して
一日中見舞うよー!
と、伯父さんに言ったらば、
「みんな、忙しいフリしてるだけかもな」なんて。

ずっと病室にいると
考えさせられたり
勉強になることが山ほどある。

精神が昂まってゆくのが、わかる。

人間の
狡さや驕りがはっきりと見えてくる。
命のエネルギーなんかも。

哲学的なことばっかりが
心を支配して
日常の気持ちがうまく働かないでいる。

今、わたし、
すごくいい経験してるな。

病室にいて、
手と手を繋ぐ。
それだけで、
ものすごい量のエネルギーがお互いを移動してると思った。
温もりの移動とかではなくて、
言葉には表せないチカラが。
非科学的なものだ、きっと。

この話は、解って貰えなくたっていい。

薬もお医者もすごいけど、
手と手は、
もっと、すごいよ。
『まほろ駅前多田便利軒』 * 三浦 しをん
まほろ駅前多田便利軒 まほろ駅前多田便利軒
三浦 しをん (2006/03)
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信州に行った際、
伯母と久しぶりに会ったのです。

彼女は10年も前から
ヨガをやっていたり、
自分の家で個人的なパン屋をしていたり、
梅田の噴水前で旦那さまと待ち合わせをしてしまうような
サザエ&マスオのような素敵なご夫婦ライフを楽しまれる
素敵な人なのです。

普段から忙しいはずなのに、
本のサークルにも所属していて、
レポートその発表などのために
関連本やら
むやみに読んでるそうです。

わたしが信州に居たとき、
ちょうど芥川賞と直木賞が発表されて
1日中本の話で盛り上がりました。

角田さんの旦那って伊藤たかみだったんだってー!」だの
伊藤さんもだけど三浦しをんも名前だけじゃ男か女かわからんよー」だの
ちっとも文学的趣向ではない会話だったけれど、ね。

まりちゃんもこれ読みなー」と
お互い面白かった本のリストを交換したのですが、
その中からまずはこの直木賞受賞作を手にしてみました。

この本は、読みやすく楽しみやすかったです。
よっ!直木賞!!」と言えちゃう、直木賞の優等生くんでした。
菊池寛だって、自分の趣旨通りの作品で満足されてるんじゃなかろうか。

三浦さんは、
少し重たいテーマ
あら、お茶こぼしちゃったわ。」と言う時と同じくらい
軽くさらりと言ってのける。
わたしはそれが好きです。

難しいこと
辛いこと
哀しいこと
あ、お茶こぼしちゃった!
すいませーん、おしぼり下さい」と同じ風に
冷静に対処したいし、
それができなくって取り乱したとしても
あの時お茶こぼして、おたおたしちゃってさー」と
あとでさらりと言ってのけるようになりたいのです、今のわたしはね。

そういうあっさり感って、
簡単なようで結構難しいから。
プロフィール

まりえ

Author:まりえ
日々、のんきに暮らしてます。

季節が少しずつ
移ろいでゆくように
わたしも
少しずつ
移ろいでゆこうと思います。

おたよりはコチラへどうぞ。

そして、引越し前(アメブロ)の記事は


コチラ。

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