のんきにうたかたの想いを綴ります。
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『夜は短し歩けよ乙女』 * 森見 登美彦
夜は短し歩けよ乙女 夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦 (2006/11/29)
角川書店

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少し前に
声に出して読みたい日本語というのが流行ったけれど、
この小説をわたしは声に出して読みたいと思った。

少し古めかしいようで
だからといって古いわけではない

どこかで出会ったことがあるような・・・
記憶の糸をたどっていったら、
わたしのだいすきな芥川龍之介のそれだった。

ストーリーは
至極、単純

黒髪の乙女に恋をした、
うだつのあがらん大学生
あれこれがんばるというもの。

京都を舞台に
せっせと歩くし食べるし呑む

あのおもしろさは、
古川日出男の『LOVE』の読後感とちょいと似てる。
深夜のアニメでみてみたい、あの感じ。

言葉の選択がとてもキャッチーで、
いちいちそのセンスに感心してしまう。

そして、言葉のセンス以外にも感心してしまうのが、
その知識量

古本市の神様が登場する第二章、
そこで少年が披露する本と本とのつながりについての名文。
あれは、一体、どういうことか!
シャーロック・ホームズ全集から織田作之助全集まで
見事に芋づる式にひとつながり。
まるで魔法みたい。

そして、どの章にも通じて
小さなメッセージが。
頭で思ってるだけじゃダメということ。
思っていても行動に移せなければ
それは思ってないも同然ということ。

わたしは、そんなふうにこの本を消化した。

あ、このメッセージ
これも記憶の糸をたどると、
芥川龍之介にたどりつくのだった。

どういうこと?
知識、言葉のセンス、メッセージ。
芥川の再来?!


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この記事へのコメント
267. しの   URL  2007/06/20 09:49 [ 編集 ]
しのもこれ読んだー!!しかもNYで読んだよw
だからかもしれなけど余計に日本語のチョイスのセンスにいちいち胸がホカホカしてしまったしのなのでした☆
かわいいよね~
ってか元気なのかいな???
268. まりえ   URL  2007/06/22 00:17 [ 編集 ]
わーお!
NYからはるばるいらっしゃいませ!!
この本、おもしろかったねー。
久しぶりに、いいもの読んだって思ったよ。
NYでも買えちゃうんだね、世界はどんどん狭くなってんのね。

っていうわけで、
元気ですよ!
何してるってわけじゃあないけど、
笑って暮らしてます。ピース!
269. ミチ   URL  2007/06/22 17:30 [ 編集 ]
はじめまして♪
先日はTB&コメントありがとうございました。
本屋大賞上位の作品はつい注目してしまいます。
いかにも京大生?というような語り口が独特で、最初は読みにくい感じもしたのですが、第二章あたりからリズム感をつかみました。
登場人物のキャラクターが立っていて脳内で映像化しながら読み進めました。
270. まりえ   URL  2007/06/22 20:37 [ 編集 ]
遊びにいらしてくださって
ありがとうです。
本屋大賞、わたしも参考にしてます!
今回のはこの『夜は短し歩けよ乙女』しかよんでませんが。
『鴨川ホルモー』も気になってます。
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{/book/}「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦京都を舞台に、後輩の「黒髪の乙女」に一目惚れしてしまった「先輩」と、「黒髪の乙女」自身が交互に語り手となる春・夏・秋・冬。・第一章:夜は短し歩けよ乙女  春の夜の先斗町にて。黒髪の乙女は夜の街を闊歩。酒豪の彼女は
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移ろいでゆくように
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