のんきにうたかたの想いを綴ります。
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『天国はまだ遠く』 * 瀬尾 まいこ
天国はまだ遠く (新潮文庫) 天国はまだ遠く (新潮文庫)
瀬尾 まいこ (2006/10)
新潮社

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最近、思うところあってきちんと本を買うようにしてる。
古本の場合もあるけれど。
新刊の場合、大抵は文庫になってしまう。
それでも、自分の身銭を削って手に入れるのだから(大袈裟?
なんでも得てやる!の気概で読む。
その中の1冊。

瀬尾さんの描く物語はいつでもシンプルな美しさがあって、
不真面目さがないところがすきだ。

いつも読むときのわたしと同じ年齢の女の子
登場する偶然にも、もう、慣れた

気楽に読める文章も手伝って
1日かからずに読み終えてしまったのだけれど、
最後の最後で「あ!」と声を出してしまった。

人生に疲れた23歳のOL
田舎暮らしを通して見つけた今後。
未来へ歩き出すその旅立ちの日
田舎暮らしで世話になった田村という若者から言われた一言。

それに、あんたって、自分が思ってるんとは全然違うしな

これ、この一言にわたしは「あ!」と声を出しちゃったのだ。
この言葉。
わたしが最近誰かさんに言われた、あのことと同じ。

自分が思ってる自分
他人に見えてる自分

ふーむ。
181ページに詰まった最後の最後にこの言葉
わたしに問いかけるこの言葉

読んで損する本
この世に存在しないことは充分にわかってるつもりだけれど、
まさかこんなにもまっすぐにそう思えるとは。

だって、362円なのよ、この文庫。
362円に哲学的価値がいかほどあると思って?



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この記事へのコメント
357. keiko   URL  2007/11/14 00:16 [ 編集 ]
マリーさんのレビューを読んで、手に取っちゃいました。『天国はまだ遠く』、そして、『卵の緒』。
瀬尾さんの本は、なんとなく、まだだまだだと自分に言い聞かせて、読んだことがなかったのです。
言葉の一つ一つが丁寧で、文がしっくり心に入ってくることに驚き、すぐに引き込まれました。早く先を読みたい心と、マテマテ、じっくり味わいたいよという心が、対決してました。
358. まりえ   URL  2007/11/16 11:12 [ 編集 ]
こつこつと書いてる読書記録が
めぐりめぐって、ケイコさんの中に入っていくなんて・・・。
書き手冥利に尽きます。

ケイコさんの対決、よくわかります。
言葉が入ってきやすいぶん、するすると読めちゃう利点はあるのだけれど、
それとは裏腹にじっくり読みたいと思わせる作品ですよね。

ちなみに、わたし、『卵の緒』は読んだことないです。
瀬尾さんの作品ですきなのは、『図書館の神様』です。機会があれば、どうぞ。
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