のんきにうたかたの想いを綴ります。
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『ドン・キホーテ・デ・千秋』 * 堀越 千秋
ドン・キホーテ・デ・千秋

なんとも伊達な一冊!

まずね、本がデカイ
わたしのひじから掌くらいまでの高さがあります。

で、このね!
力強すぎるこの絵!!
めくればめくるほど、!!

虜になるのは、絵だけじゃないよ。
お話の中身も、
クール
シニックな文章!!

セルバンデスの名著『ドン・キホーテ』を
画家である堀越千秋さん
文も絵もアレンジした作品。

カテゴリーは絵本なんだけれども、
そんな優しい響きに釣られたらケガする!

今年出会った本で、
ダントツで面白い!!!

文中、何度か「」という堀越さんの視点が
書き込まれていて、それが最高に楽しい!!

たとえば、
他人の色恋沙汰ほど私(堀越)にとって面倒くさいものはありません。
自分のであれば仕方なく迷路をたどりもしましょうが、
テレビの中、小説の中の恋愛などはまっぴらです。
信じられない。『冬のソナタ』とは何?


たとえば、
さて、ドン・キホーテは神秘の洞窟へ下りて行き、
実に不思議な体験をします。
神話や伝説の騎士たちや聖人たちに会うのです。
しかし私(堀越)は何度読んでも睡魔に襲われて先へ進めません。
それもそのはず、ドン・キホーテは眠ったまま洞窟から救い上げられたのです。
なんで私ごときが起きておられますでしょう。


たとえば、
「おや、そこにおられるのはどなたか存じませぬが、
心満たされし者か、心満たされぬ者か、どちらでありましょう」
よい聞き方ですな。
世界にはこの二者だけがおります。
とかく前者は後者の苦しみがわからぬものゆえ、
地上には紛争が絶えません。


あとがきで、
堀越さん自身がこの文章は正味四日間で書き上げたと述べておりました。
やっつけなの?と思わせといて、
それが彼の持ち味なんだと思います。
文章が面白いのは
書いている本人が面白すぎるということに、他ならない!

パッションがありすぎる!
たぶん堀越千秋その人が、そういう素敵な人なんだろうなぁ。
きっと、よく笑う、いい笑顔の持ち主じゃ、なかろうか。
会ってみたいなぁ。
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この記事へのコメント
83. keiko   URL  2006/08/09 01:07 [ 編集 ]
読んでみたくなる本!
書いてくれている、たとえばの件に、思わず笑ってます。ふふ。
85. まりえ   URL  2006/08/14 22:12 [ 編集 ]
おもしろい本でしたよー!
その後、堀越さんについて調べていたら、
画家でもあり、スペインの伝統的な歌の歌い手さんということも判明しました!
ん~、多才!!!
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