のんきにうたかたの想いを綴ります。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『対話篇』 * 金城 一紀
対話篇 対話篇
金城 一紀 (2003/02)
講談社
この商品の詳細を見る

訥々と静かに
でも、確実に

ひとりぼっちの時に読むのが合う本。

タイトル通り、
2人の対話を軸に進む三篇のアンソロジー。
パッケージがすべてを物語るように、
まっさらな作品たち。

著者の他の作品は
どれも疾走感カラフルな作品が多い中、
この本は、とてもゆっくりと進み、淡い色を残してゆく。

初めて手にしたのは、まだ10代の頃。
久しぶりに手にしたわたしは、20代
やっぱり受け取り方が変わってくる。
正直、読み返すまで、
どんな作品であったかをまるまる忘れていたのだけれど、
それもそのはず
そういう淡く静かな作品なのだから。

それは10代の頃のわたしには、
まだ持ち慣れていないぶかぶか
憧れの大きさや広さだったのだ。

今はあの頃よりは
少し大きくなったので
すととんと染みる。

三篇とも
」が出てくる。
それが作品に暗い影を落とすのではなく、
誰もがいずれ死ぬという、
自明淡い光があるように感じる。
「死」の存在を忘れるわけにはいかない。
そんな、はっきりとした主張が、ある。

久々に手にして、
よかったと思える安心のひとつ。
スポンサーサイト
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
http://utakataomohi.blog67.fc2.com/tb.php/69-f9ed5989
プロフィール

まりえ

Author:まりえ
日々、のんきに暮らしてます。

季節が少しずつ
移ろいでゆくように
わたしも
少しずつ
移ろいでゆこうと思います。

おたよりはコチラへどうぞ。

そして、引越し前(アメブロ)の記事は


コチラ。

最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ

MONTHLY

FC2カウンター

リンク
ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。